NTNは軸受定格寿命を同社従来品比3.8倍以上に延ばし、負荷容量は同3割高めた「自動車用アルテージ円すいころ軸受」を開発した。ころ形状最適化と内部設計見直し、独自の特殊熱処理加工を施すことで、高い荷重負荷能力や低トルク、長寿命といった顧客ニーズに対応した。

 トランスミッションやディファレンシャル、アクスル支持用などに最適な軸受として提案し、2019年―20年頃に発売される新車から搭載を見込む。サンプル出荷はすでに始めており、26年度に200億円の売り上げを狙う。

 自動車用途でニーズが高い、軸受外径150ミリメートル以下でラインアップする。特殊熱処理加工を施した軸受定格寿命3.8倍以上の製品は、過酷な潤滑条件に対応できる高機能タイプの位置付け。同2.5倍以上の標準タイプも用意している。

 ころの転がり面の両端部につける微小な曲面形状(クラウニング形状)を最適化した。荷重のかかった状態での、ころと内外輪の接触面圧が均一となり、負荷能力を高め寿命を延ばした。軸受寿命に関係し部材内部の亀裂要因にもなる、せん断応力は最小化。内輪のつば面と、ころ端面の形状なども工夫することで、軸受の許容回転速度を約10%向上した。自動車の燃費性能向上にも貢献できるという。

 自動車の高出力化傾向のほか、ミッション小型化による軸受スペース縮小などもあり、動力伝達部などに使われる円すいころ軸受の使用条件は過酷さを増している。加えて、省燃費と高効率に向け、低トルク、低昇温化による回転性能の向上も求められていた。


4/30(日) 8:00配信
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コメント一覧
ちゃんころ
日本企業は愚直に軸がずれない
長期信頼性試験の確度は問題ないですよね?

失敗すると会社潰すこともあるよ^^
なんてなめらか〜♪
球のベアリングは軸と点で接する。
摩擦は少ないが、その分圧力を受けるから摩耗が早い。

今回の円柱で軸を受けるから球より圧力分散できるから、摩擦が少ない。
 

わからん
なんだかわからんがすごい発明だ
円錐は球に比べて圧が分散できるから摩耗は少ないけど高い精度が要求されるってことか。